「京極町へようこそ、町長です。」

ごあいさつ

 ニセコ山系にほど近い位置にそびえる「蝦夷富士(えぞふじ)」と呼ばれる羊蹄山(ようていざん)、その東のすそ野に広がる京極町は、1日に8万トンもの湧き水が噴き出す緑豊かな「名水の郷」として広く知られています。

 私達のふるさと京極町は、明治30年に旧讃岐丸亀藩(現在の四国・香川県丸亀市)の藩主・京極高徳(たかのり)子爵の命によって京極農場が拓かれて以来、120余年を数えます。その歴史には、明日の繁栄を夢見て広大な原野に農場を拓き、男爵いも(じゃがいも)などを生産し、人馬のための道路を作り、鉄道を敷設し、学校を建てるなど、さまざまな生活の基盤を築いてきた先人たちの偉大な足跡が刻み込まれています。多くの苦難に立ち向かい、たゆまぬ努力を積み重ねてこられた開拓者精神が、今日の京極町の礎となっていることを、私たちは決して忘れません。そのためにも平成28年には丸亀市と親子都市協定を締結し、「丸亀」との縁や開拓の歴史をさらに大切にしていく決意をあらたにしています。

 京極町の代名詞でもある「羊蹄のふきだし湧水」は、昭和60年に環境庁の名水百選、平成13年には北海道遺産に選定されています。羊蹄山に降り注いだ雨や雪などが浸透し、山全体が天然のフィルターとなり数十年の歳月をかけてろ過された天然水が湧き出ているのが「ふきだし公園」です。このエリアを中核としたまちづくりを積極的に進め、この自然の恵みを求めて国内外からお越しいただく観光客のみなさまに「水」と親しむ機会を提供することで人々の心を癒やし、みなさまに愛される「名水の郷・きょうごく」としてあり続けるのが私の夢です。

 令和の時代にふさわしいまちづくりをめざして、「ふきだし湧水」をはじめとする羊蹄山などの豊かな自然を大切にしながら、心豊かに、安全・安心に住み続けられるふるさとを次の世代にしっかりと引き継いでいくため、町民のみなさまととも共に全力で取り組んで行きます。
 皆様には、「名水の郷 京極町」にぜひお越しいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

梅田禎氏

~京極町長 梅田禎氏(うめだ ていじ)~