建物からの落雪やなだれにご注意ください

 毎年、建物からの落雪による死傷事故が多く発生しています。
 落雪事故は、気温がマイナス3℃からプラス3℃程度の場合、あるいは気温が急に上昇した場合に発生しやすいという特徴があるため、気温の変化に注意するとともに、軒下に入らない・屋根の雪下ろしは一人では行わないなど、事故にあわないように十分注意してください。

 また、山間部や山沿いでは多くの雪が残っているため、雪崩による災害の注意が必要です。
 深い雪のある斜面では、どこでも雪崩が発生する危険がありますが、特に太い樹木が少なく、低木や笹などに覆われた斜面で雪崩は発生しやすくなります。雪の斜面に『ひび割れ』や『裂け目』などがあれば雪崩の前兆です。特に、スキーや登山の際には、気象条件に十分注意するとともに、雪崩の可能性がある危険地帯には絶対に立ち入らないことが重要です。

 気象情報については気象庁のホームページでご確認ください。